井戸を掘るなら水の出るまで

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残業100時間の自転車乗りが昇格目指してがんばるブログ。ロードバイクとシクロクロスやってます。合言葉は「あきらめない」!

前橋シクロクロス#2 C4(A) パンクDNF

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苦手コースの前橋。去年参加したときは、途中でチューブラータイヤが外れ、まるまる1周ランニングをした。
今年はガッチガチにタイヤを貼ったので、外れる心配はないが……

 

コース

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AM6時過ぎ。霜が降りている


スタート~階段~ドロップオフ~芝セクション~シケインキャンバー~BMX~砂地セクション~森林セクション~ゴール

 

前橋シクロの特徴は、なんといってもBMXコースを用いているということ。また、絶妙にいやらしいコーナーやキャンバーなどが設定されており、変化に富んだレイアウトとなっている。コース自体はほぼフラットで、晴れればスピードレースになりやすい。
今年は 快晴+乾燥した空気+風 で路面がかなり砂化していた。さらに、午前中のレースによって地面がかなり掘られた状態だった。

 

試走など

前橋シクロは、なぜかC3→C2→C1→C4という順でレースが行われる。朝と昼に1度ずつ試走のチャンスがあるので、準備に余裕がもてる。2回とも試走したが、前半レースの影響で朝と昼でかなり路面コンディションが違う。苦手なドロップオフと砂区間の登り返しを中心に練習。上位カテゴリーのチームメイトにラインを見せてもらう。これは効果が高かった。


風が冷たくかなり寒かったが、アップを入念に行い、サンボルトのセパワン(過去記事参照)で出走。 

stand012.hatenablog.com

 

レース

安定の1列目。からのクリートキャッチミス。階段までに少し追い上げるが、登り終わったあと乗車でミス。10番手~くらいで第2集団先頭をマーク。
このとき、ドロップオフで大落車が発生。なんとなく危険なニオイを感じ、ゆっくりでも安全なラインを通ることを優先したのでうまく回避する。

芝セクション~シケインキャンバー~BMX~砂地セクションで少しずつ順位を上げる。
ストレート区間でもしっかり踏めた。ZWIFTや角田浜の練習が活きているように感じた。このとき10番台。

 

2周目。あいかわらず、そこかしこで落車が発生している。うまく避けながら先頭を追う。僕にも小さなミスがあり、何度か追い上げられたものの、全体的には上がり調子。

砂セクションに出る登り返しで致命的なミス。大きな石が砂で隠れていることに気づかず、思い切り突っ込む。タイヤから嫌な音がするも、そのまま走り続ける。

 

3周目。ドロップオフのあと、タイヤの異変に気づく。明らかにグリップしない。フロントがパンクしている。なんとか走れるか?行けるところまで行く。

 

4周目。まったくグリップしないうえ、フロントがヨタヨタし始めた。完全に空気が抜けている。このまま走っても危険なだけなので、リタイア。

 

感想

パンクでDNFとなったのは非常に残念だった。不完全燃焼だ。
シクロクロスにおけるパンクは、技術のなさの現れ。つまり、自分の責任だ。受け止めるしかない。

石が潜むラインを選んだこと、注意力が足りないこと、乗り上げた瞬間に抜重できなかったこと……すべて僕のミスである。
また、スタートとスタート直後の飛び乗りミスはもったいなかった。スタートは苦手だ。人より回数をこなしてできるようにするしかない。

 

一方で、レースにおける精神状態やコーナー、バイクコントロールはよかった。僕は、昇格や順位にとらわれてしまい、冷静さを欠いたりナーバスになったりする傾向にある。今回は順位や結果よりも「自分に勝てるか」に主眼を置くことにした。これは「去年の自分より速いか」「練習した動きができているか」「レース中の苦しさを楽しめているか」「その場その場でベストを尽くせているか」である。こういった視点からレースを捉えたときに、普段とは違い、ミスのあとでも落ち着いて対処・前向きに走ることができた。これは大きな収穫である。

ストイックになりすぎて、「楽しむ」ことを忘れてしまいがちな僕にとって、新たなステージへ上がるきっかけになるかもしれない。

 

コーナーやバイクコントロールも角田浜の成果が少しずつ出てきたように思う。「自分がどこに座っているのか」「バイクがどう動いているのか」がイメージできるようになってきた。どうやら(あたりまえだが)練習すればするほど効果がありそうだ。俄然やる気が出てきた。もっともっと角田浜へ通おう。

 


運営・参加のみなさま、たのしいレースをありがとうございました。
終戦は、郡山空港。得意コースだ。がんばろう!

 

おまけ

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