井戸を掘るなら水の出るまで

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残業100時間の自転車乗りが昇格目指してがんばるブログ。ロードバイクとシクロクロスやってます。合言葉は「あきらめない」!

「MY MAVIC」 タイヤの空気圧設定に使える便利アプリ

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トップ画面

 

概要

・メーカー推奨空気圧に当てはまらない場合がある
・タイヤの空気圧には個人差がある
・「MY MAVIC」を使って適正値を探る

 

推奨空気圧は誰のためのものか

最適なタイヤ空気圧とはどれくらいだろう。
これはシクロクロスにおいてとても重要な要素となる。コースや路面コンディション、タイヤの種類によってまちまちで、たとえば 1.5bar か 1.6bar かでかなり神経質になる人もいるようだ(ちなみに、僕はだいたいのアタリをつけてから試走で調整する派)。

では、ロードバイクはどうだろう。
「メーカー推奨だから8bar」、「ウェットだから7bar」……シクロに比べるとあまりこだわらない人が多いように思う。

 

そもそも、メーカー推奨空気圧というのは誰に対するものなのだろうか。
身長は?体重は?性別、国籍(骨格という意味で)、バイク重量、剛性、パワーは?

あまりに大雑把ではないだろうか。
「小柄な人は低め」「大柄な人は高め」とはいうものの、もう少しく具体的な数字を検討てもいいように思う。

 

たとえば、僕は「Panaracer RACE A EVO3」を使っている。
Panaracerのメーカー推奨空気圧は、7bar~10.5barだが、この範囲内で乗るとどうにも固く感じる。タイヤは自転車で唯一地面と設置する部分だ。乗り心地にも、速度にも大きく関わってくるはず。
推奨空気圧はあくまで目安であって、より自分の体格に見合った数字を探っていく必要があるのかもしれない。

 

空気圧を変えて乗り比べ

8barから初めて、少しずつ空気圧を下げて走行した。ロードシーズン(4~12月)を使い、路面状況、風向き、体調、コースetc,いろいろな状況下で走ってみる(まったくの同条件を揃えるのは難しく、主観的な感想になるので、走行データ等は割愛する)。

 

使用機材

タイヤ  Panaracer RACE A EVO3
チューブ IRC BICYCLE TUBE
ホイール BORA ONE 35 クリンチャー


結果

・前後6.5bar入れてから2~3日後がいちばん乗り味がいい(約6.3barくらい)
・パンクリスクを考慮すると「フロント6bar,リア6.5bar」あたりがちょうどよい

 

「MY MAVIC」による再検証

しばらくして、タイトルにもあるアプリ「MY MAVIC」を知る。「MY MAVIC」は製品登録をして保証期間を伸ばしたり、ライダーの体格や乗り方、路面コンディションにあったタイヤ空気圧の目安を算出してくれるアプリだ。
自分の検証した空気圧と、「MY MAVIC」によって計算された空気圧を比較することにした。

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「MYタイヤ空気圧」を選択

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項目にチェックを入れて……


結果は……

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けっこう当たってる!

体感的に出した数字とかなり近い!なかなか妥当な数字を出してくれるアプリなのかも。
僕はやわらかめの乗り味が好きなので、やや低い数字になるが、今後も「フロント6bar,リア6.5bar」を採用しようと思う。今回はこの値を導き出すのにけっこう苦労したが、次からタイヤ空気圧に迷った際に、参考になりそうだ。