シクロクロスでクリートキャッチの成功率を上げる小技
クリートキャッチが苦手、と相談したところ、ちょっとした小技を教えてもらった。
クリートキャッチと摩擦
シクロクロスにとって、クリートキャッチは重要な問題だ。シケイン、キャンバー、階段。さまざまな障害物が行く手を阻むシクロクロスにおいて、降車なしでクリアできるコースはほとんどないといってよい。
降車のあとには必ず乗車がある。このとき、すばやくクリートをはめ込むことができるか否かはとても重要で、ときには数秒のアドバンテージ(あるいはロス)を生むことになる。
クリートキャッチがスムーズにいかないのはなぜだろう。それは、シクロクロスのペダルとクリートが金属×金属の組み合わせだからではないだろうか。
飛び乗りの際、ふたつの間には強い摩擦が発生し、スムーズなはめ込みを妨げる。
ペダルに油を、クリートにグリスを
こうすることで、両者の摩擦を減らすことができる。クリートに注すのは、スプレー式の油でもよいが、耐水性のあるグリスの方が効果が高いらしい。
もちろん、いちばん大切なのはバイクに「飛び乗る」行為そのものだが。わずかな違いかもしれないが、試してみて損はないはずだ。
僕の場合は、レース前の願掛けも兼ねている。