シクロクロス富山#3 ヒスイ海岸キャンプ場 C4 3位 2秒差
新年になって初のレース シクロクロス富山。最終戦だ。会場は前回と同じくヒスイ海岸オートキャンプ場。コースも第2戦とほぼ同じだが、キャンバーが少なくなって、コーナーが増えた。
コーナーは切り返すようなものが多く、泥化している。そのため、森林セクションでの抜きどころが減った印象。
試走
なんだかリズムが合わない。とくにコーナーがまずい。うまくグリップしない。身体もうまく動かない感じがして、前に進まない。
何周か試走してから「今日はまずい日かな」と不安になる。まわりはみんな調子がよさそうだし、新潟勢は実業団(ロード)で走る選手も入ってきて、競争が激しくなっている。
それでも、富山シクロはターゲットレースなので、なんとか勝ちを狙いたいところ。ひとりになる時間をつくって、集中する。
レース
スタートは4番手くらい。舗装路から一気に飛び出したサガミレーシングのケントくんが先頭か。森林~砂浜~舗装路と進んでいくも、やはり身体がうまく動かず後退。10番手くらいまで落ちてしまう。
2周目。砂浜に出るストレートでF(t)麒麟山レーシングのリュージさんに抜かれる。最後尾スタートだったのにさすがの追い上げだ。調子が悪くて気ばかり焦っていたけど、いっそ開き直ってついていこうと思い直す。ダントツで脚があるから、うまくすれば追いつけるかも?と少し冷静になる。
3周目。ようやくかかるようになってきた。気づいたら2位集団まで位置があがっている。トップは20秒ほど先行している。
集団は、麒麟山のリュージさん、エクレールのワダさん、モトキさん、そして僕の4人。
森林セクションでモトキさんが遅れる(ハンドルが曲がったらしい)。パス。
砂浜セクションでワダさんをパス。
砂浜の出口でリュージさんに追いつくが、距離が足りない。もう30mあればな、と思いながら階段を登る。ストレートでぴったりついて、戻りの森林セクションで抜きどころを探ろう……と考えていると、リュージさんがすばやい加速。せっかく追いついたのに再び5mほど離される。
懸命に追いかけるが、差は縮まらず。2秒差で負けてしまった。
感想
レース前半の違和感の正体はこの2つのようだ。
・タイヤサイドがはげていた
・アップが不十分だった
どちらも自分の準備不足。とくに2つ目は、レース前に落ち着いて対処しておけば防げたはず。
それでも、途中から巻き返せたのはよかった。SST+インターバルの効果かもしれない。ただ、2秒差といっても、砂浜後の加速についていけなかったし、相手には振り返る余裕があったようなので、数字以上に大きな差といえそうだ。先頭とは意外と離れておらず、差が縮まっていたので、もう1周あれば(あるいは序盤からよければ)捕まえられたかもしれない。
今シーズン最後のシクロクロス富山。少し不完全燃焼な気もするが……来年もがんばりたいと思えた。リベンジしよう。
運営・参加者のみなさま、今回もすばらしい大会をありがとうございました。