井戸を掘るなら水の出るまで

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残業100時間の自転車乗りが昇格目指してがんばるブログ。ロードバイクとシクロクロスやってます。合言葉は「あきらめない」!

癒しライド 石地+NAROO MASK(ナルーマスク) F5s インプレッション

花粉がひどい。喉・鼻・目がぜんぶツラくて、眠りも浅い。暖かくなって、晴れるのは嬉しいんだけど、走りやすいとはとてもいえないなあ。

花粉が少しは収まりそうな夕方を見計らって、ライド開始。
ナルーマスクのインプレにあえて山に行こうかとも思ったけど、出発が遅かったので今日のところは海岸線へ。

 

癒しライド 石地

走り慣れた道なので淡々と。たいして踏んでないのにスピードがでる。少し追い風気味かな?40km巡航もラクラク
原発坂だけ上げてみた。

5:25 276w ベストから2秒落ち (Strava調べ)

信号ストップがなければベストいけたかも。全体的にパワーが上がっているかんじ。骨盤立てることを意識したフォームも、乗りやすい。ただ、まだエアロポジションとの兼ね合いができていないようだ。明日お店で見てもらおう。

 

石地到着

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写真はないけど、日本海を見ながら焼き芋補給。モチベーションが下がったときはグルメライドに限る。
追い風のおかげで予定よりも早く付けた。ちょっと散策して帰宅。

 

シクロをやったことでペダリングがよくなった。以前はペダリング効率40%ちょいでかなり汚かったのが、今は48%前後に。オフロードを走るなかで、トラクションのかけながら走るクセがついたんだろう。うれしい副産物だ。一方で、ロードのハイシーズンと比べてややケイデンスが下がりがちか。ちょっとした坂くらいだとギヤを落とさずに登ってしまう(登れてしまう)。最後まで脚が残るように、最適なケイデンスを意識して走ろう。ギアの選択って、ロードもシクロも難しい。

 

NAROO MASK(ナルーマスク) F5s

実は、ナルーマスクを購入するのは2度目だ。以前はF5sの下位モデルである「NAROO MASK(ナルーマスク) X5s」を使っていたが、3シーズン目で傷んできたのでリピート購入した。

 

概要

フィット感向上
息がしやすい、サングラス・メガネが曇らない
花粉被害がゼロになるわけではない。が、かなり抑えられる
繰り返し使用可能

 

インプレッション

まず、この「NAROO MASK(ナルーマスク) F5s」は「NAROO MASK(ナルーマスク) X5s」の上位モデルで、「花粉除去機能にフォーカスした高機能フィルターマスク」(FUKKAYA公式HPより)らしい。また、ナルーマスク公式HPには以下のような説明がある。

 

Fシリーズは、編み方は「縦方向にジャバラ(アコーディオンのように伸縮するあの)構造」になっているため、着用してもジャバラが広がり「フィルターの目が荒くなりにくく」より効果的にスギ花粉・ヒノキ花粉や空気中のホコリをブロックしてくれます。
また、Fシリーズは、鼻の部分に「ノースクリップ」が付いており、鼻と目の間の部分がより密着させることが出来ます。
2月から4月にピークを迎える、スギ花粉症やヒノキ花粉症でお悩みの方は、より高機能のFシリーズをおすすめします。

 

見た目はそっくりだが、F5sの方が密着度が高く、それゆえ花粉除去機能も優れているというわけだ。

概要にも書いたように、フィット感はX5sよりも格段に向上している。ノースクリップがついているので隙間の空きがちな鼻まわりがピタッとしている。また、マスク自体の伸縮性が強く、激しい運動で口呼吸をしていても顔からずれることはない。
ちょっと驚いたのは、F5sの呼吸のしやすさだ。平坦巡航をするぶんには、呼吸のしづらさはまったく感じない(ちなみに、通常の白いマスクはとても運動中に用いることができない)。また、信号ストップ中もメガネ・サングラスが曇らなかった。
なお、X5sは信号ストップの際サングラスが曇ることが多かった。F5sはその点をしっかり解消してくれた。

 

ただ、やはり花粉被害がゼロにはならない。ボトルから水を飲むときはマスクを外さざるを得ないし、強度が上がったり登坂になったりすると、マスクを邪魔に感じる。これは競技の特性上しょうがないことだし(マスクは無関係に高強度はキツイ)、ナルーマスクの性能とは無関係なので、大きな問題ではないと思う。また、仮に口元を完全に防げたとしても、目や肌から侵入してくる花粉はどうしようもない。

使い終わったあとは、中性洗剤と水で洗濯をする。花粉がつきっぱなしのマスクを翌日もつけるの危険すぎる。だいたい1晩あれば乾くので、毎日使っても大丈夫だ。


ところで、僕はかなり重度の花粉症だ。検査をするとスギ花粉の欄はメーター振り切れてるし、対策なしで過ごすと生活に支障がでるくらい。ほんとうは「外乗りしない」のがいちばんなのかもしれないが……誘惑に負けてしまうことがある。
今回「NAROO MASK(ナルーマスク) F5s」を使って、涙や鼻水の量はこれまででいちばん少なかった。だから、まちがいなく効果はあると思う。ただ、前述のように、すべての花粉を防げるというわけではないので、他の花粉症対策も併用するといいと思う。
この時期、僕は内科の薬フルセット(目、鼻、呼吸系)に加え、(1年中)毎朝R-1ヨーグルトで腸内環境を整えるようにしている。


これにナルーマスクをプラスすれば、ロングライドも(いちおうは)いけるようになる。が、この時期はどんなに対策しようと外にいること自体がツラいのだ。あまり無理をしないことがいちばん大切だ。