井戸を掘るなら水の出るまで

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残業100時間の自転車乗りが昇格目指してがんばるブログ。ロードバイクとシクロクロスやってます。合言葉は「あきらめない」!

BORA ONE 35 購入とインプレッション

 

 概要

ボラワン最高。

 

ニューホイールをどうするか?

トーイトで前ホイール(SPECIALIZED Roval CLX 32)が全壊してしまった。  

stand012.hatenablog.com

 


 
軽くてよく走るホイールだったが、30万近いホイールが2年弱で壊れてしまっては、正直コスパが悪すぎる……
となると、次のホイールは「耐久性」も考慮しなければならない。

 

条件

・カーボンクリンチャー
・トレーニングからレースまで使える汎用性
・耐久性
・雨でも止まる
・まあまあ軽量で登れる
・ミドルハイト
・予算は25万前後

 

選んだのは BORA ONE 35

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これである。
もう少しリムハイトがあったほうがいいか?とも思ったけど、どうせ単独40km/hがせいぜいの僕には関係ない。データ上ではいろいろ言われているが、単独45km/hで延々と巡航できる脚がなければ、35mm以上はどれも同じだと思っている。風洞実験で想定されるような環境は、(集団内ならドラフティングが効くから)アマチュアライダーに存在しないんだ。TTやる人は50mmを買おう。
ちなみに、BORA ULTRAははじめから選択肢にない。高すぎるし、ハブが違うだけだ。

 

インプレッション

ダークラベルを買った。ブライトラベルは僕のフレームとは色使いが合わず、ガチャガチャになりそうだから。
Roval CLX 32がリムハイト32mm,重量1280gだったのに対し、ボラワンはリムハイト35mm,1405g。前後で125g増となる。

 

走行テスト

定番コースを走行テストしてみた。
コースは新道クライム~川内ダム~谷根ダム~高柳1周~田島峠。
タイヤはPanaracer RACE A EVO3の23cをフロント6.0bar,リア6.5barで使用した。
トーイト直後なのでDHバーを装着している。

 

結果

平地も登坂も抜群にいい。以下はSTRAVAのデータ。

 

新道climb 4:19 PB
距離 1.48km 平均斜度 7%

川内ダム 3:46 PB
距離 1.25km 平均斜度 4%

佐水TT 8:17 PB
距離 4.81km

佐水sprint PB
距離 1.26km


平坦はともかく、なぜ登りのタイムもあがったのか?
おそらく、より慣性が働いたからだろう。
Roval CLX 32はリム重量が軽い。軽すぎて慣性が働きづらく(さまざまなブログでもいわれているように)すぐに減速してしまう。乗り手のペダリングにもよると思うが、BORAと比べるとスカスカ・フラフラした感じがする。一方、漕ぎ出しが軽いというメリットもある。

乗り味はけっこう違う感じがする。どちらも硬めのホイールだと思うが、BORAはしっとり、Rovalはパリッとしている(気がする)。個人的にはBORAの方が好みだ。
ブレーキは明らかにBORAの方が止まる。Rovalはまったく止まらない。特に雨天時。

 

結論

実は新道climbは1年くらい更新できていなかったが、今回初挑戦のBORAでPBをだせた。
僕にとってBORAは最高のホイールだと思う。全部これ1本でいけるから楽だし、しっとりして上品な乗り味が心地い。バイクとの相性もよくて、毎日乗りたくなる。

やっぱりボラワンは最高!

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